番屋の人々

倉庫を後にし、再び歩き続ける。
夕暮れになったところで、灯りがともった家を見つけた。

その家に行き、わけを話したら
「泊まって行きなさい。」とのことで、一同は泊めて貰うことにした。

その家の人達は、白い米の御飯に鮭、味噌汁、漬物と夕食を作り、
「さあ、いっぱい食べて寝なさい。」と言ってくれた。

久しぶりのご馳走に、お腹いっぱいになった母は
「何で こんな見ず知らずの者に、こんなに親切にしてくれるんですか。」
と聞いた。
すると、その家の御主人は
「戦争に負けたので、どうなるかわかりません。
死なば諸共です。」と言ったという。

情け深い人に巡り合い、助けられたのである。

次の朝、母はお礼を言って発った。
[PR]
by sayo_71 | 2006-12-11 22:05 |
<< サムエル記上 16章7節(口語訳) マタイ 25章35、36節(口語訳) >>